結婚式をしたくないアラサー夫婦が少人数食事会をするまでの記録

結婚式をしたくないアラサー夫婦が少人数食事会をするまでの記録です。

当日④ 食事会・後編

前編の続きです。

 

とりあえず全員のお酌に周って、一度席に戻りました。

普段だったらお酌して喋るなんて何ともないのですが、やはりドレスを着ているというだけで消耗するし、親族の方に失礼があってはいけないと思うと結構くたびれますね。席に座ってしばらくは、休憩がてらお茶を飲み、食事をしました(笑)。

 

その間、両家の両親がお互いの親族の卓を回ってくれていました。

話してるうちに、うちの父やそれぞれの家の叔父が教育関係の仕事をしているということがわかって、卓を超えて名刺交換、立ったまま雑談してたり(笑)、叔母様方は着物や服を褒め合ったりしていて、至る所で大人力が発揮されていました。

結構みんなお酒も入ってきたので、笑い声があちこちから聞こえて、あ~私も会話に入りにいきたい、でもドレスじゃ動けない~…っていう感じでした。

 

そうこうしているうちに、あっという間にデザートと締めのお茶がサーブされ、そのタイミングで、そろそろピアノを弾こうかということになりました。

席を立って会話していた人たちが戻ったところで、主人が「ここで突然なんですが、僕たちは趣味でピアノをしているので、あまりこういう機会もないので披露させて頂きたいと思います」と切り出しました。

叔父叔母たちも結構酔ってるので、そんな口上の途中にも「よっ!」みたいな合いの手が入ったりし、お陰で緊張せずに済みました(笑)

 

1曲目は主人が好きな曲をソロで弾き、2曲目は連弾をしました。

出来はまあまあ、そんな大きな失敗もなく無難にまとまったかな?って感じです。終わったあと「あ~緊張した~~~~~」と思わず声が漏れてしまい会場から笑いが…(笑)

私たちはケーキも切らなかったし、スライドなどもしなかったので、ちょっとした演出代わりになって、進行にメリハリがついてよかったかなと思います。

 

ピアノが終わった後、そのまま流れで、会場の方が「では最後新婦さまより…」と促して下さり、では最後にごあいさつをさせて頂きたいと思います、と、締めのあいさつに入りました。

「本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。わざわざ遠方よりお集まりいただいた皆様に、十分なおもてなしが出来たか不安にも思っておりますが、たくさんお祝いのお言葉を頂き本当に感謝しております。きちんと恩返しが出来るような人間になりたいと思いますので、今後も末永くお付き合いくださいますよう、よろしくお願いいたします」というような感じで、だらだら喋らず短めに切り上げました。

私はこういう場で感極まったりしない方なので、まあ今日も泣かないだろうな~と想像していたのですが、案の定涙は一滴も出ませんでしたね。笑

 

その後両家の父があいさつをしました。

うちの父は「本当はこの場で娘を褒めないといけないんでしょうが…まあ、いい子ですよ」みたいなことを言ってました。

そして最後に主人の父がしっかりと締めて下さり、無事に終宴ということになりました。

プチギフトなどは用意しませんでしたが、普通に扉のところで、今日はありがとうございました。と皆様にお礼をして、また写真を撮ったりしました。

 

終わってみたら、2時間の予定が少しオーバーして、2時間半くらいになりました。それでも喋り足りないで、うちの親族はそのままバーに移動してまだまだ喋ってたようです。