結婚式をしたくないアラサー夫婦が少人数食事会をするまでの記録

結婚式をしたくないアラサー夫婦が少人数食事会をするまでの記録です。

食事会を終えてみて。

会場を探し始めたのが8月、決めたのが9月末、そして2月末の当日と、終わってみればあっという間の半年でした。

終わってみての全体の感想をまとめておきます。

 

◆会場探しについて

・遠方からお越し頂く方が多いのでホテル一択でしたが、振り返れば、この会場探しの時点で、主人ともっと話し合いをもって「どういう規模にするのか」「演出や雰囲気など、何がいやで、何ならOKなのか」など、ある程度の方向性を決めておいた方がよかったな…というのが一番の反省点です。

主人が結構のんびりタイプで、また食事会に消極的だということもあり、私が結構突っ走っていろいろ決めてしまったため、あとあと主人や義母からしたら「?」ということがあったみたいです。(主人は、ホテルでやると言っても、ホテル内のレストランで平服で…くらいのイメージだったようで) 

・ただ結果的には、ホテルならではの落ち着いた雰囲気やおもてなし、準備の安心感、プランナーさんのお人柄など…、すべてに満足してますし、この会場でやってよかった!と思ってます。ゲストハウスやレストランに比べればもちろん予算は上がりますが、安心感はお金に変えられないと思います。

特に、主人側の、親戚付き合いがそれほど深くない叔父叔母が来て下さる(それも新幹線に乗って)、ということに、申し訳ないな…という気持ちがあったので、絶対に失礼なことはできないと思いがありました。

また余計な演出などもしなかった分、会場の雰囲気、料理、ホテルの方のおもてなしを大切にしたいという気持ちもありました。そこが抜けてしまうと、本当に貧相な感じになってしまうと思ったので…。

正直、主人と意見をすり合わせることに疲れることもあり、色々悩みましたが、終わってしまえばよい思い出です。

 

◆準備について

・ホテルに通ったのはたぶん5回くらい(ドレス試着や試食会も含む)。ややこしい演出などを加えないので、プランナーさんとの打合せはスムーズでした。私があまりこだわりがなかったのもあるかもですが。

打合せの内容もそこまで細かくなく、「大まかな進行」「引き出物、引菓子」「お花」「写真」「席次表」くらい。

・美容は…こだわりがある方は、エステやネイルなどがんばるんでしょうが、私はまったく何もせず、丸腰で当日を迎えました(笑)。リハもなしです。でも、そこにお金をかけるなら他に使いたい、という気持ちだったので、後悔はまったくないです。

・ドレスも、もともとまったく憧れがなくて…一応2回にわけて10着ほど試着しましたが、結局1着目に試着したものにするという…(笑)でも、母が喜んでたので、まあ親孝行と思えば、よかったかな。って感じです。

 

◆当日について

・1週間前くらいが不安のピークで、結構自宅で「あー、うー」と唸ったり、主人に泣きついたりしていたのですが、当日はもう一周して意外と冷静に迎えることができました。あまり乗り気ではなかった主人が「もうここまで来たらがんばろう」と言って励ましてくれたのが大きかったです。

・当日は、ドレスを着たとき、親族紹介のとき、そしてその後の集合写真の撮影のときが緊張のピークでした。あとは宴席がはじまってしまえば、どのテーブルもそれなりににぎやかに喋っていたので、本当にほっとしました。

ケーキ入刀やスピーチはなかったですが、それでもお酌とピアノの演奏だけであっという間に時間が過ぎる感じでしたね。気ぜわしくて、ご飯もあまり食べれなかったです。ドレスもきついし。

・私たちはそれなりに喋ってるからあっという間の2時間だったけれど、来ていただいた方からすると、間延びしたように感じられたのかなあ…という不安は最後まで残りましたね。皆さんから、ゆっくり喋れてよかった!と言っては頂けましたが、実際のところは謎です。まあ、親族同士大人同士なので、間が持たないということはまったくなかったようです。お互いの両親もお酌に周ってたし。

 

◆とにかくすべてを終えて今思うこと

「やってよかった」の一言です!

主人がどんな風に親戚の方々に可愛がられてきたのかっていうところが見えたのもよかったし、今後の長いお付き合いのことを考えて、顔合わせが出来たことがとてもよかったと思います。あと、会社周りや友人がまったくいない、完全に身内のみの会だったので、気を遣うこともなくアットホームに過ごせたと思います。

あと、まあ色々とお互いの意見が合わないこともあったけれども、それでも一緒に食事会をやり遂げてくれた主人には、ますます感謝の気持ちがわきました。ドレスや美容などももちろん記念になったし嬉しかったですが、そこがやっぱり一番だったなと思います。

迷ってる方には、「式場選びさえがんばって、信頼の置けそうなところに決めることが出来れば、絶対にやってよかったと思えるはず!」とお伝えしたいと思います。