1万人の第九、今更レポート。
昨年末の「1万人の第九」無事当日終えることが出来ました。
今更ながら前日、当日のレポートを少しだけ。
★前日
「ぷらっとこだま」で新大阪へ。新幹線で寝れないタイプなので、ひたすらスマホで時間潰し(笑)。
新大阪から、とりあえずJR京都線で大阪へ。ここで一緒に参加する母、妹と合流。大阪から環状線で大阪城公園駅へ。大阪城公園駅のキオスク、構内のトイレは、毎年のことながらものすごい行列!
入場して自分の指定席へ。私はアリーナの後ろの方で、隣は同じ東京クラスのとてもほがらかでおしゃべり好きなおばちゃま、反対隣りは物静かな雰囲気の大阪クラスの方でした。
おばちゃまは毎年のように参加されてるとのことで、すみだの第九もたまに参加するけれどやっぱり1万人に参加しないと年が終わった感じがしない、とおっしゃってました。私に干し梅などお裾分けして下さいました♡笑
リハーサルは、毎年よりも声の反響やソプラノ側の時差を大きく感じましたね。私の席の兼ね合いなのか、ステージの配置のためなのか…。指揮に必死に食らいつかないと、うかうかしてるとすぐ置いて行かれるので焦りました。
あと、今年は男性コーラスがとても上手に感じました!いつか私も主人と一緒に参加とか、してみたいものです。
リハが終わったころには、新幹線での移動疲れもあってぐったり。京橋まで歩き、途中OBPのサイゼリアでご飯を食べて帰りました。
★当日
着替えが面倒なので自宅から白ブラウス・黒スカートの第九装備で出陣(笑)。
ちなみに今年の衣装は白の立ち襟のコットンブラウス+チノマキシスカート+ナイキの黒スニーカーというカジュアルスタイルにしました♪
当日リハは、合唱団はあまり練習できないので残念です。マンボで踊る有元先生がラブリーでしたね(笑)。大阪の有元先生のお稽古にも数度参加したことがあるので、そんな話でお隣のおばちゃまと盛り上がりました。
お昼は、コンビニ弁当を持参。別のブロックに座っている母・妹と、アリーナの一番上の座席の裏の少し空いているスペースで、床に座って食べました。
用意周到な方は、床に座ることを見越して、ピクニックシートを持参したりされてますね。
本番の合唱の出来は、佐渡さん的には、うーん…?という感じだったんでしょうか?なんだか毎年よりもお疲れのようにも見えて…体調がお悪いのか、トーンキュンストラーがしんどいのかなあ、などと勝手な想像をしたりしていました。いつもはつらつで、素人の私たちにも説教臭くなくオープンマインドで、笑顔の素敵なところが佐渡さんの魅力だと思うので、なんだかちょっぴり心配になりました。
個人的な合唱の感想としては、レッスンで教えて頂いたことは発揮できた!と、思います。毎年なあなあで歌っていた箇所もきちんと気を張って、でも楽しもうという気持ちも忘れずに歌うことが出来たし、第九っていいな、合唱っていいなという気持ちで終えることが出来ました。
特別参加のマリウスくんは、私の位置からは全然見えませんでした(笑)後日、毎日放送の番組を見ましたが、かなり一生懸命練習されてたんですね。所詮ジャニーズでしょ~?と若干斜に見ていたのですが(笑)見方が変わりました。ドイツ語もナチュラルだし、とても素敵な歌声でしたね。
ただ、毎年思うんですが、当日は朝早くから集合、リハ…と丸一日がかりなので、実際本番で歌うころにはもうクタクタになってしまってるんですよね。これは何ともならないんでしょうか。合唱団はもうちょっと集合時間を遅くして、2部のリハから参加、とかでいいと思うんですけれどもね。1部のリハなんて座ってるだけだし、腰も痛いし。
そんなこんなで若干ぐったりしつつ、でも気持ちには大満足で、母&妹とOBPでうどんを食べて帰路に着いたのでした。
引き出物と引菓子
食事会といえども、ご祝儀を頂く以上は手ぶらでお帰り頂くわけにもいかないだろうと、引き出物と引菓子は用意することにしました。
まず引き出物はあっさり伊勢丹のカタログに決まり(笑)。
遠方から来られる方が多いため割れ物や荷物になるものは考えていなかったので、これはもう最初からほぼ決まってました。親族のみなので価格も一律で、送り分けなし。
カタログも賛否両論なのは重々承知なのですが…、私自身が、どちらかというと生活用品に対してこだわりが強い方で、引き出物で食器やタオルを頂いても趣味に合わないというパターンも多く(自分の趣味ではないものをいかに上手に生活に取り入れ活用するか?を考えるのも楽しみのひとつではあるのですが/笑)、できればカタログがうれしいな~というタイプなので、ここは自分の思いを通しました。
そして引菓子。提携先の伊勢丹と小田急百貨店のカタログを頂いたので、その中から選ぶことに。
(本当はクラブハリエのバウムクーヘンがあれば即決するつもりだったのですが、どちらのカタログにもなく…泣。おいしいですよねクラブハリエ…)
とにかく私たちの食事会のテーマは「無難に」なので、あまり奇抜なお菓子は選択肢になく、バウムクーヘンか焼き菓子詰め合わせかなあ、ということで、第一候補はホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのバウムクーヘンでした。
三越伊勢丹でしか買えないところがちょっぴりレア感があっていいし、パッケージもかわいいし、味もおいしいし(何度か食べたことがある)。
ところがプランナーさんに、このバウムで、と相談したところ、なんとこのバウムは「平置き」指定のため、紙袋のサイズがかなり大きくなってしまうとのことで…。
せっかく遠方から来てもらう方の荷物にならないように引き出物をカタログにしたのに、それじゃあ意味ないよな~と思い…。
結局、第二候補のアンリ・シャルパンティエのマドレーヌ・フィナンシェのセットにしました。
どこのデパートにでも入ってるし、ホレンディッシェのようなおしゃれさはないですが、味は間違いないので(会社で差し入れのアンリのお菓子を頂くと本当にうれしかった…♡笑)、こちらに決定と相成りました。
食事会の進行に悩む②
今まで参列した結婚式は、すべていわゆる「披露宴」の形式だったため、親族のみ食事会っていうのはどんな感じにしたらよいのか?と、悩み悩んだ私です。
本当に親戚だけで飲み食いするなら法事みたいだし、わざわざ地方からご祝儀持って来て頂くのにそれで良いのか?とか、初対面の人も多いのに何にもやらなくって間が持つの?とか悩みだしたらキリがない。
うちの両親は、バブル真っただ中に結婚して、「ザ・披露宴」というのしか頭にないから、意見が参考にならない(笑)。
プランナーさんが、一番最初の打合せで提示して下さった進行はこんな感じ。
☆新郎新婦入場
☆新郎によるウェルカムスピーチ
☆乾杯の発声(どなたか親族の中で年長者の方に頼む)
☆食事会スタート
☆ケーキカット
☆歓談(テーブルを回って挨拶など)
☆花束贈呈
☆新郎新婦謝辞
☆お見送り
これをプランナーさんから聞いた時の、主人の第一声。
「ケーキカットは嫌です。」
笑。
その後何度ふたりで相談したのですが、主人は「歓談だけでいい!」の一点張り。
私は私で、親からは、それで間が持つの?大丈夫?などと心配され、板挟みで悶々とする日々…。(笑)
こんなことなら普通の披露宴やる方が楽なんじゃないかと何度思ったことか…(笑)
ネットで結構、経験談を探したのですが、皆さんそれぞれのようですね。
☆ケーキカットとか、キャンドルサービスだけ取り入れる
☆生い立ちムービー(スライド)だけやる
☆お互いの親族全員にマイクを回し、ひと言ずつ頂いて時間を稼ぐ
☆本当に何もなし、食事のみ
あたりが意見として多かったです。
私としても、本当に何もなし…というのは、間が持つかどうか不安も若干あったのですが、ケーキカットは主人が断固拒否するし(笑)、親族に喋ってもらうというのも、私側はともかく、主人側は、付き合いが薄いから頼みにくい…とのこと。
最終的には、
「基本はプランナーさんの案に沿う、ケーキカットはなし、代わりに楽器をちょこっとやる(お互い習っているので)」ということになりました。
乾杯の発声は私の伯父に頼み(話好きなので快諾してくれました)、ウェルカムスピーチを主人、最後の謝辞を私が喋る、という感じです。
花嫁の手紙は、恥ずかしすぎるし、私の性格的に絶対に泣けないと思うので、代わりに普通にご列席の皆様への感謝を述べる予定です。
はあ、楽器、練習しないとね…(笑)
食事会の進行に悩む①
結婚式の準備で新婚夫婦が揉めたり喧嘩したり、という話は、本当によく聞きますよね。
私たちは二人とも、結婚式に超消極的で、派手なことはやりたくない、という気持ちは一致していたので、準備でもそんなに意見が割れることはないだろうと思っていました。
でもその考えは甘かったんですよね…。(笑)
今思えば、式場探しや、どんな食事会にするのか?という話し合いの段階で、もっとふたりの意見を出し合っておくんだったなと、本当に反省しています。
「派手にやりたくない、こぢんまりした食事会をしたい」の意味するところに、ふたりの間で差があったということが、段々わかってきたんですよね…。
私の意見「式はしてもしなくても良いけど、会社の方や友達は呼ばない。地方からわざわざ来る方もいるし、正装する(打掛かドレス)。両家の親に挨拶してもらったり、最低限のメリハリは付ける。」
彼の意見「式は絶対したくない。正装もできればしたくない、きれいめのスーツくらいがいい。本当に親戚を集めて食事をするだけでよい。」
あまり彼の意見を聞かずに、「式場を決めたり具体的な進行を決めるのは私の仕事だな」と早合点し、私主体で会場を決め(相談はしましたが)、プランナーさんと打合せ…と進めているうちに、
「これは、食事会っていうより、披露宴だね。」
と彼が言ったとき、はじめて「食事会って、どの規模を考えたの!?」と、お互いの認識に差があったことに気がつくことになったのでした。
結局、形式としては、
「式はなし、お互い正装(ドレスとタキシード)、食事会の形式だけれども最初と最後のあいさつなどで最低限のメリハリは付ける」
という形で収まったのですが、本当はもっとカジュアルな形を彼は望んでいたのかな?と、申し訳なく思う気持ちもあります。
でも私としても妥協できない線というのもあったし、良い落としどころだったのかな。
今は、私も彼も前向きに、決まったんだから終わるまでがんばってやりきろう!という気持ちになっています。
終わった後に、よかった!と、主人に言わせてやる!と密かに企んでいます。笑
こんな小さい食事会でもそれなりに悩むことがあるんだから、世間の花嫁さんは本当に大変でしょうね…。尊敬します。
指輪選び③ 池袋西武に指輪を買いに行く。
さて、12月に新宿伊勢丹に行って指輪を決めてきたのですが、その後「どの百貨店で購入するのがお得か?」と考えました。
ヴァンドーム青山は都内の百貨店ならほぼ100%入ってるブランドなので、どうせならお得に買えるところに行きたい。
ほとんどの百貨店で、「ブライダルクラブ」に入会すると、指輪や引き出物などの割引やポイントアップなどの特典が受けられますよね。
ただ、意外とこのブライダルクラブのまとめ情報とかがネットを探してもないんですよね…。
というわけで、「ヴァンドーム青山の指輪を買うならどこがお得か?」というのを各百貨店TELして確認してみました。(他のブランドとかまでは調べてないです、すみません)
ブライダルサークルに入るには、新郎新婦のどちらかがMIカードを持っていることが条件。(MIカードはクレジットカード。年会費初年度無料、2年目から2000円)
ヴァンドーム青山の割引率は5%+値引き後の額に対してMIポイントが5%付与。
※たとえば150000円の指輪なら、7500円値引きをしてくれて、7125円ポイントが入る。
※ただしMIポイントの付与率は、普段伊勢丹でたくさん買ってる人だと8%とか10%とかの可能性もあるので、そういう場合は伊勢丹で買うと良いと思います。
★東京大丸
大丸のカードを持っていなくてもブライダルサークルには入会できる。ただ「大丸松坂屋カード(クレジット)」か「Dカード(ポイントカード)」を持っていると、ブライダルサークル退会時ポイント付与の特典有り。Dカードなら実質無料で作れるので入って損はない。大丸松坂屋カードは年会費初年度無料、2年目より1000円。
ヴァンドーム青山の割引率は10%。
★池袋西武(おそらく渋谷西武も一緒)
クラブオンカード(クレジット付き、ポイントのみの2種類有る。どちらも年会費は無料)を持っていると「ブライダルエントリー」ができる。
ヴァンドーム青山の割引率は10%。
★池袋東武
ホームページを見てみてもブライダルクラブのシステムの紹介がない!そういう仕組みがないのかな?
★新宿小田急
ブライダル会員になるには、OPクレジットカード会員であることが条件。(初年度年会費無料、2年目以降500円)
…というわけで、最初は新宿伊勢丹で購入しようと思っていたのですが、どうせなら現金での割引率が高い方が良いので、うちから近い池袋西武で購入することに決めました。(伊勢丹のお姉さん、ごめんなさい…)
ヴァンドーム青山は10%割引という百貨店が多いようなので、あとは自分の買いやすいところとか、カードを持っているところ、とかで決めればよいと思います。
私はもともとクラブオンカードも持っていたので、ヴァンドーム青山の売場でブライダルエントリーの申込用紙に記入してカードを見せるだけで、すぐに10%割引の処理をしてくれました。
15000円引きは大きいです!
指輪選び② 新宿伊勢丹にGO。
結婚指輪として、ハーフエタニティリングを検討中なのですが、先日新宿伊勢丹に下見に行ってきました。
主人は「買ってあげるよ~」と言ってはくれたものの、デザインなどには全然興味がないので、私ひとりで(笑)
見てみたお店は以下。
★ティファニー:王道だし一応見て基準にしようと思って。
★ミキモト:せっかくだから日本のブランドがいいと思っていて、本命でした。
★ニワカ:最近流行ってるし、接客が良いとの評判なので、どんなものか見てやろう(←上から目線…笑)という気持ちで。
★ヴァンドーム青山:以前他の百貨店でちらっと見たときに、お手頃でハーフエタの種類が豊富そうだった。
個人的には、下調べの段階ではミキモトが大本命だったんですよね。
皇族の方もミキモトのアクセサリーを付けるような日本を代表するブランドだし、控え目で品がありそうな個人的なイメージがあって。
上にあげたブランドはすべて伊勢丹1Fのアクセサリー売り場で取り扱いがありました。
その結果…
ヴァンドーム青山にしました。(笑)
正直、ヴァンドーム青山のブランドイメージって、ちょっと20代向けというか、やはりミキモトとかブシュロンとかと比べると数段落ちる(失礼でごめんなさい…)ような感じを受けていたので、個人的にはまさかここでこんなに気に入ったものに出会うとは!っていう気持ちでした。笑
もう30過ぎてるし、折角記念なんだから、うちの主人だったら、たぶんティファニーでもヴァンクリでも買ってくれたと思います。
でも、ヴァンドーム青山は、ハーフエタニティの種類が豊富で、お手頃だった。これが一番の決め手です。
別に普段からブランド名をひけらかしながら歩くわけじゃないし、ブランド名で数万円もの差があるんだったらお手頃な方がいいに決まってる。ましてや自分で買うんじゃなくて、主人に買ってもらうんだから尚更です。
店員さんも気さくなおばちゃまで、これもどうぞ、これもどうぞと色々試させて下さり、そうしてるうちに、「この中でどれにしようかな~」という気持ちになってきたんですよね。
ちなみに次点で迷ったのがニワカ。
やっぱり接客が素晴らしかったです。最初声をかけて下さるタイミングもよかったし、ハーフエタニティを探していると伝えたときも、なぜハーフエタニティに決めているのか色々ヒアリングして下さってその枠に囚われない提案をして下さいました。
ただやっぱり最終的にはデザインと価格のバランスがヴァンドームの方が良かったかな。
一応今月中に主人と購入しに行き、2月の式までには間に合うように引き取りに行く予定です。
ちなみに選んだのはこちら
AMMR1106-DI|マリッジリング(結婚指輪)|ヴァンドーム青山ブライダル
次点はニワカのことほぎでした。
ことほぎ プレインタイプ メレ・ハーフ | 結婚指輪・婚約指輪 | 俄 NIWAKA
ちなみに指輪のサイズ、わざと少しゆるめに作る方もいらっしゃるそうですが、私は将来太らないように戒めのためにピッタリサイズで作ってもらう予定(笑)
1万人の第九に参加します。
食事会や結婚とはまったく別の話題になりますが。
12/2に大阪城ホールで開催される「1万人の第九」に参加します。
関西だと年末にローカルニュースで「今年も年末の風物詩である1万人の第九コンサートが開催されました」と放送されたりするのでご存知の方もそこそこいらっしゃると思うのですが、その他の地域ではあまりメジャーではないイベントだと思います。
タイトル通り「1万人」の合唱団(プロではなく素人)がベートーベンの第九を歌う、というイベントで、毎年GWごろの合唱団への応募(抽選)に始まり、当選したら全国各地で合唱のレッスンを受け、大阪城ホールでの本番に臨むというものです。
私はかれこれ5、6回くらいアルトパートで参加しています。(※女性は応募の際に自分でソプラノかアルトを選択します。)
はじめて参加したのは関西在住だった短大時代のころで、東京に来てから参加するのは二度目です。
元々中学・高校とオーケストラ部に入っていたのでクラシック音楽には馴染みがあるし、歌うのも好きな方ですが、第九のコーラスって本当に難しくって… 一応「経験者コース」のレッスンに通っているのですが、何度参加してもうまく歌えないというか、学ぶところがたくさんあるなあと思います。(※レッスンは「第九経験者…全6回」「初心者…全12回」のコースに通います。全国各地にレッスン会場があり、私は築地のクラス。)
東京でのレッスンは、やはり「東京からわざわざ大阪まで歌いにいく」という熱量を持っている方が参加しているだけあって、レベルが高い!と思います。
私も足を引っ張らないようにがんばらなくちゃと家で毎日1回は通して歌うようにしてます。
指導して下さっている先生も、毎回情熱を持って指導して下さり、そんな素敵な先生とご縁を持てたことを有難く思い、なるべくその思いに応えたいというか…、自分なりに、出来る限り第九を理解したり表現したりしたいなと思いながら歌っている日々です。
以下、自分のための第九レッスン内容覚書きメモです。笑
[D(257)]歌うというよりメッセージを伝える。ビートを利かせ、子音をはっきりと。260の"strengge-teilt"は、言葉の意味を考えて厳しく表現。その次の"alle Menschen"は、対比するようにやさしさ、温かさ、広さを出す。最後までリズムをきっちり。
[E(285)]一音一音固く。強くはっきりと、心から喜びの気持ちを感じる。出だしの"Ja"は、「そうだ!」という賛同。290の"konnt"がクレッシェンドの山。291の"weinend sich ..."は暗く。芝居風に。
[G(313)]水や太陽の光や自然の恵みを貰っている、という意味の歌詞。音符ひとつひとつにハートマークがついている感じで歌う。319から全パート一緒になってくるまとまりを感じて。"Cherub steht vor Gott"、お腹を使って歌う。リズム甘くならないように。最後の"t"をしっかり。329から330の"vor"と"Gott"は、同じ音だけれども違う音だと思って。ただ大きく歌うのではなく、余韻を大切に、永遠に伸びるような素敵な音を。奇跡のような空間を作る!
[M(543)]誰もが知っている歓喜のメロディーのところ。二拍子ではなく、六拍子を感じる。一音一音の歯車をはっきりと。スフォルツァンドのついているところはドラマっぽく。565の"alle"についているフォルテッシモはスペシャル!(ベートーベンは赤で書いている)その次の"Bruder"、弱くならない。しっかり踏み切って"Bruder"に入る。
[603]女声の"Seid umschlungen"と入るところは、教会のステンドグラスの上の方から光が差してくる感じ。柔軟性があって、伸びる声で。宇宙を感じる。606、"Die"はアルト、ソプラノ、バス、テノールと四方から聞こえてくるように。最後の"Welt!"、弱くならない。ちょっとクレッシェンドする感じ。
[N(611)]Bruderは、子音をしっかり発音。平坦でなく波のように歌う。622の"mus"も、はっきりと強く。最後"wohnen"はデクレッシェンド付いていないので勝手に抜かない。
[631]ここはひとりで歌うようなイメージで。"Ihr"は、デクレッシェンドを長めに。 ”nieder”の二分音符はまるく。Millionenは、二泊目からクレッシェンド(問いただす)。"Ahnest du den Schopfer"はとっても小さくはじまって、大きくなる表現を明確に。母音をもってクレッシェンドする。ppの"Such"は、無理に合わせようとせず、自分の中の宇宙を感じながら。
[655二重フーガ]一つ一つビートを利かせながら。重すぎずべったりせず、戻りのある音で。"Freude! Freude!"は、子音をはっきり。六拍子を感じながら歌う。三拍目の四分音符をしっかり表現する。スキップ、スウィングする。最後まであきらめない!一番最後の"Heiligtum"、最後は二分音符なので短くしない。音符通りに。
[738]"such'ihn uberm Sternen zelt"休符が間に入るけれど言葉は繋がっているように。男声を受けて暗く深く入って、少しずつ光が見えてくる感じ。"Bruder"はしっかりふくらませて。2回目の"Bruder"もより強く、うねるように。
[S(795)]声は小さいけれども息はたくさん使う。おしゃべりするように。四拍目をしっかりと歌う。806、"Alle menschen"は音型は下がるけれども逆にクレッシェンドするように。スピード感をもって、遅れない。810~813はドラマを表現する。ここが第九のすべて!!!(世界中が兄弟になった!という実感)818は立ち上がりべったりしない。
[851]体を固くせず自由に。応援歌みたいな感じ。食らいついていく、遅れない。"der ganzen Weld!-----Bruder!"は、弓を引っ張って引っ張って放す感じ。
最後、[915]の"Toch ter aus Elysium"、いったんすべてを忘れてここで新しい世界を作る。やっと到達した楽園、もう死んでもよいというような気持ち。最後はただピアノにするのではなく、作り上げる。
この他にも先生が教えて下さったことをいろいろと楽譜には書いているのですが全部は書ききれません!(笑)ずっと同じ楽譜を使っているので、他の先生に教えて頂いたこともたくさんあり、本当に学びが尽きることがなく、それを本当にありがたいと思います。
本番まで通常のレッスンはあと1回、その後指揮者の佐渡先生のレッスンが1回、あとはリハーサルと本番です。
楽しみながら、でも少しでも今までより成長したコーラスになるように、1万分の1ではありますが気持ちをしっかり持ってがんばりたいと思います。